人工知能AIレーザーマーカー(ALJTFシリーズ)のプレリリースが整ってまいりましたので、その実力などをご紹介したいと思います。
AIレーザーでどのようなことができるかといいますと
1)ワークの角度を自動認識して、ワークが斜めでも正確に印字できます
2)特定のパターンマッチングを登録して、パターンに追随した印字ができます
このように従来のレーザーマーカーではなしえなかったシステムを構築することができます。
特に2)ができるレーザーマーカーは少ないのではないでしょうか?
まずは外観です。

基本はAL20Fシリーズをベースにしています。
ご希望があればMOPAレーザーでも対応できます。
カメラ+レーザー+ガルバノ+調光器という構成です。
次に、リング照明です。
結構大きめの照明となっています。
リングの内径はφ120mmです。

次に調光器です。
先ほどのリング照明を調光できます。

ヘッド部です。
レーザー光を横から当ててハーフミラーで垂直にしています。
内部はカメラが入っています。
カメラとレーザーをハーフミラーでハイブリッドしています。

内蔵のカメラです。
被写体のエッジが綺麗にとれるようにあえて「モノクロカメラ」にしてあります。

では、早速どんな使い方ができるかレビューしていきましょう!
まずはテスト的に以下のように「丸」を5×5整列したものを印字します。

※配列作成という便利機能があるので、丸を1個描いて5x5を指定するだけで簡単に作成できます
レーザー印字した様子です。
※リング照明が邪魔なので斜めから撮影しています

カメラ画像で見てみましょう。

このように綺麗に印字されている事がわかります。
次のパターンマッチングさせる「パターン」を登録します。
今回は下図のように「丸が2x2」の状態をパターンとして登録します。

パターンマッチングを開始すると、すぐにパターンを認識してくれます。
ここでは以下のように右下の方の「2x2」を認識しました。

認識するパターン数は「1」にしていますが、複数もできます。
仮に「2」とすると

ランダムに2個、パターンを認識してくれます。
ではこのパターン認識に対して「A」という文字を印字してみましょう。

中央に「A」というテキストを配置したデータを作成します。
このデータでマーキングスタートすると・・・

パターンの一致した位置の中央に「A」が印字されました。
おや?上の「A」が横になっていますね・・・
実はこれはパターンマッチングが「丸の2x2」としているため
マッチング結果が0度、90度、180度、270度で区別がつかないためです。
上の「A」は角度-90度、下の「A」は角度0度でパターン認識したことになります。
少し事例としてはややこしくなりましたが、色々なシステムに利用できそうなのはお分かりいただけたかと思います。
このAIレーザーであれば
1)ワークを固定する治具が不要になる
ポンと適当にワークを置いて印字ができますね
2)複数個を同時にポンと置いて印字ができる
そんな利用シーンが想定されます。
本格的な固定治具を作るのにも100万円近くかかることも多いと思いますので、十分元が取れる便利なレーザーかと思います。
人工知能AIレーザーマーカー(ALJTFシリーズ)
お問い合わせはこちらまで!
AIレーザーでどのようなことができるかといいますと
1)ワークの角度を自動認識して、ワークが斜めでも正確に印字できます

2)特定のパターンマッチングを登録して、パターンに追随した印字ができます

このように従来のレーザーマーカーではなしえなかったシステムを構築することができます。
特に2)ができるレーザーマーカーは少ないのではないでしょうか?
まずは外観です。

基本はAL20Fシリーズをベースにしています。
ご希望があればMOPAレーザーでも対応できます。
カメラ+レーザー+ガルバノ+調光器という構成です。
次に、リング照明です。
結構大きめの照明となっています。
リングの内径はφ120mmです。

次に調光器です。
先ほどのリング照明を調光できます。

ヘッド部です。
レーザー光を横から当ててハーフミラーで垂直にしています。
内部はカメラが入っています。
カメラとレーザーをハーフミラーでハイブリッドしています。

内蔵のカメラです。
被写体のエッジが綺麗にとれるようにあえて「モノクロカメラ」にしてあります。

では、早速どんな使い方ができるかレビューしていきましょう!

まずはテスト的に以下のように「丸」を5×5整列したものを印字します。

※配列作成という便利機能があるので、丸を1個描いて5x5を指定するだけで簡単に作成できます
レーザー印字した様子です。
※リング照明が邪魔なので斜めから撮影しています

カメラ画像で見てみましょう。

このように綺麗に印字されている事がわかります。
次のパターンマッチングさせる「パターン」を登録します。
今回は下図のように「丸が2x2」の状態をパターンとして登録します。

パターンマッチングを開始すると、すぐにパターンを認識してくれます。
ここでは以下のように右下の方の「2x2」を認識しました。

認識するパターン数は「1」にしていますが、複数もできます。
仮に「2」とすると

ランダムに2個、パターンを認識してくれます。
ではこのパターン認識に対して「A」という文字を印字してみましょう。

中央に「A」というテキストを配置したデータを作成します。
このデータでマーキングスタートすると・・・

パターンの一致した位置の中央に「A」が印字されました。
おや?上の「A」が横になっていますね・・・
実はこれはパターンマッチングが「丸の2x2」としているため
マッチング結果が0度、90度、180度、270度で区別がつかないためです。
上の「A」は角度-90度、下の「A」は角度0度でパターン認識したことになります。
少し事例としてはややこしくなりましたが、色々なシステムに利用できそうなのはお分かりいただけたかと思います。
このAIレーザーであれば
1)ワークを固定する治具が不要になる
ポンと適当にワークを置いて印字ができますね
2)複数個を同時にポンと置いて印字ができる
そんな利用シーンが想定されます。
本格的な固定治具を作るのにも100万円近くかかることも多いと思いますので、十分元が取れる便利なレーザーかと思います。
人工知能AIレーザーマーカー(ALJTFシリーズ)
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