以前少しご紹介しておりましたが、ついに

オートフォーカス機能付ファイバーレーザー
ALBXFシリーズ

が出来上がりました!!のでご紹介します。

正式型式は、

ALBXF-20W 20Wレーザーコア
ALBXF-30W 30Wレーザーコア
ALBXF-50W 50Wレーザーコア

となります。標準モデルは30Wです。

まずは外観写真です。

全体(クローズ)



全体をケースで覆い、より安全に配慮した設計になっています。
下の取っ手を上にスライドさせてオープンします。

全体(オープン)


内部はこんな感じです。

内部説明


排気口で煙などを外に出すことができます。
またワーク台は「止めネジ穴」がありますので、色々治具を作って頂き利用もできます。


次にヘッド部ですが、ワークと最適な距離を測定する「焦点距離センサー」と、センサーが距離を判断している焦点ポイントがわかる「高さガイド光」を備えていきます。


焦点距離センサー


ユーザーはガイド光を目印にワークを移動させて焦点距離のAUTOボタンを押すと、自動的に最適な高さにヘッドを昇降させてくれます!

右横に「AUTO」「UP」「DOWN」ボタンがあります。AUTOボタンで自動フォーカス、UP、DOWNボタンで任意に好きな高さに移動もできます。

ただし、オートフォーカス機能も少しだけ弱点もあります(ほんの少しです)

現状の位置から大幅な上方向への移動はエラーとなります(上から下は問題なし)。

これは焦点距離を測定しているセンサーによる仕様によるものです。
センサーの検出可能範囲は、200~600mmとなっています。

そのため、下から上に大幅に上げたい場合は、UPボタンで一度大きく上方向に移動させてから、AUTOボタンで微調するような使い方になるかと思います(レンズにより変わります)。

また正常調整完了時、エラー時はブザーでわかるようになっていますので非常にわかりやすいです。
実際慣れてくるとこの点は大きい問題にはならないと思われますが、いちおご留意ください。


ボタン隣のUSBポートは、専用ソフトと繋いで昇降スピードを変更もできます!(普通は工場出荷時のままでOK)。

AUTOボタンなど


左側面には、「キースイッチ」「緊急停止ボタン」があります。


キースイッチなど



背面はこんな感じです。

背面(全体)


背面には、内部の煙を排出できる排気口があります。
またI/Oポートも付けましたので、シーケンサなどからI/O制御も可能としました。
START信号入力コネクタもありますので、フットスイッチと繋げて足で操作もできます。

左から「電源コネクタ」「START信号入力コネクタ」「AC100/200V切替スイッチ」「USBポート(PCと接続)」「I/Oポート」です。


背面(拡大)



上面は、パトライト、ファンが付いています。


上面


それでは百聞は一見にしかずで、参考動画をご覧ください。



いかがでしょうか?

色々な高さが異なるワークを頻繁に利用されるご予定のお客様にはメリットが大きいと思います!