オートフォーカスと遮蔽扉
久しぶりにレーザーの取り扱い説明で、静岡県のお客様のところにお伺いしました。
富士山はいつも飛行機から軽くみていましたが、近くで初めて見ることができました。
壮大ですね~ 毎日この山をみて生活できるとは凄くうらやましいですね
無事納品もできて、『この価格でこの性能なら2か月でペイできる!』と大変満足して頂けました。
さて、それでは新しいレーザーのご紹介です。
オートフォーカスと遮蔽するBOXのご要望も多かったことから、両方をセットにしたモデルを開発しました。
このようなタイプです。
変位センサーをヘッド側に内蔵しており、ワークを置いて「AUTO」ボタンを押すと自動でヘッドを昇降して最適な位置に合わせてくれます。これがオートフォーカス機能です。
「UP」「DOWN」ボタンで電動で上下もできます。
前面の遮蔽扉はファイバー波長1064nmを遮る素材としています。
また扉が開いているとレーザーを強制OFFするセンサーを備えます。
オートフォーカス+カバーはALBXFシリーズがすでにありますが、印字範囲が110x110となっているため、大きいワークを加工印字したい方にはご提供ができませんでした。
このタイプであれば、AL20Fだけでなく、ALMOPAやUVレーザー、CO2レーザーにも対応することができそうです。
オートフォーカスと安全の遮断壁がセットになっていますので、パート女性の方やアルバイトの方とかにも気軽に作業をしていただける製品になっています。
本製品のお問い合わせはこちらまで
新年あけましておめでとうございます!
CO2レーザーで3mmアクリルを切断
アクリルの切断をCO2レーザーで行いました。
新製品のCO2レーザー、ALCO2-30Wです。
このようにファイバーと同じ卓上の昇降台もラインナップしています。
とりあえず乳白色のアクリルで、板厚は3mmの板を用意しました。
XY軸が移動するプロッタ方式のレーザーカッターが安価で売られていますが
弊社のCO2レーザーは高価なガルバノモーターを利用していますので
非常に高速に加工・マーキングすることができます。
ただし印字エリアはXYプロッタ方式の物と比較してどうしても狭くなります。
標準レンズで170x170まで対応しています。
また30Wで金属管レーザーコアのため、非常にハイパワーで長寿命です。
それではアクリル板切断の様子です。
ほんの10秒程度でカットすることができました。
業務で利用するなら早いに越したことはないですよね
きれいにカットできています。
また動画にあるように、作業用にハニカム台も用意しました。
非常に安価にこちらもご提供できます。
マーキングだけでなく加工としても魅力的なCO2レーザーですね。
新製品のCO2レーザー、ALCO2-30Wです。
このようにファイバーと同じ卓上の昇降台もラインナップしています。
とりあえず乳白色のアクリルで、板厚は3mmの板を用意しました。
XY軸が移動するプロッタ方式のレーザーカッターが安価で売られていますが
弊社のCO2レーザーは高価なガルバノモーターを利用していますので
非常に高速に加工・マーキングすることができます。
ただし印字エリアはXYプロッタ方式の物と比較してどうしても狭くなります。
標準レンズで170x170まで対応しています。
また30Wで金属管レーザーコアのため、非常にハイパワーで長寿命です。
それではアクリル板切断の様子です。
ほんの10秒程度でカットすることができました。
業務で利用するなら早いに越したことはないですよね
きれいにカットできています。
また動画にあるように、作業用にハニカム台も用意しました。
非常に安価にこちらもご提供できます。
マーキングだけでなく加工としても魅力的なCO2レーザーですね。
人工知能AIレーザーマーカーのご紹介
人工知能AIレーザーマーカー(ALJTFシリーズ)のプレリリースが整ってまいりましたので、その実力などをご紹介したいと思います。
AIレーザーでどのようなことができるかといいますと
1)ワークの角度を自動認識して、ワークが斜めでも正確に印字できます
2)特定のパターンマッチングを登録して、パターンに追随した印字ができます
このように従来のレーザーマーカーではなしえなかったシステムを構築することができます。
特に2)ができるレーザーマーカーは少ないのではないでしょうか?
まずは外観です。
基本はAL20Fシリーズをベースにしています。
ご希望があればMOPAレーザーでも対応できます。
カメラ+レーザー+ガルバノ+調光器という構成です。
次に、リング照明です。
結構大きめの照明となっています。
リングの内径はφ120mmです。
次に調光器です。
先ほどのリング照明を調光できます。
ヘッド部です。
レーザー光を横から当ててハーフミラーで垂直にしています。
内部はカメラが入っています。
カメラとレーザーをハーフミラーでハイブリッドしています。
内蔵のカメラです。
被写体のエッジが綺麗にとれるようにあえて「モノクロカメラ」にしてあります。
では、早速どんな使い方ができるかレビューしていきましょう!
まずはテスト的に以下のように「丸」を5×5整列したものを印字します。
※配列作成という便利機能があるので、丸を1個描いて5x5を指定するだけで簡単に作成できます
レーザー印字した様子です。
※リング照明が邪魔なので斜めから撮影しています
カメラ画像で見てみましょう。
このように綺麗に印字されている事がわかります。
次のパターンマッチングさせる「パターン」を登録します。
今回は下図のように「丸が2x2」の状態をパターンとして登録します。
パターンマッチングを開始すると、すぐにパターンを認識してくれます。
ここでは以下のように右下の方の「2x2」を認識しました。
認識するパターン数は「1」にしていますが、複数もできます。
仮に「2」とすると
ランダムに2個、パターンを認識してくれます。
ではこのパターン認識に対して「A」という文字を印字してみましょう。
中央に「A」というテキストを配置したデータを作成します。
このデータでマーキングスタートすると・・・
パターンの一致した位置の中央に「A」が印字されました。
おや?上の「A」が横になっていますね・・・
実はこれはパターンマッチングが「丸の2x2」としているため
マッチング結果が0度、90度、180度、270度で区別がつかないためです。
上の「A」は角度-90度、下の「A」は角度0度でパターン認識したことになります。
少し事例としてはややこしくなりましたが、色々なシステムに利用できそうなのはお分かりいただけたかと思います。
このAIレーザーであれば
1)ワークを固定する治具が不要になる
ポンと適当にワークを置いて印字ができますね
2)複数個を同時にポンと置いて印字ができる
そんな利用シーンが想定されます。
本格的な固定治具を作るのにも100万円近くかかることも多いと思いますので、十分元が取れる便利なレーザーかと思います。
人工知能AIレーザーマーカー(ALJTFシリーズ)
お問い合わせはこちらまで!
AIレーザーでどのようなことができるかといいますと
1)ワークの角度を自動認識して、ワークが斜めでも正確に印字できます
2)特定のパターンマッチングを登録して、パターンに追随した印字ができます
このように従来のレーザーマーカーではなしえなかったシステムを構築することができます。
特に2)ができるレーザーマーカーは少ないのではないでしょうか?
まずは外観です。
基本はAL20Fシリーズをベースにしています。
ご希望があればMOPAレーザーでも対応できます。
カメラ+レーザー+ガルバノ+調光器という構成です。
次に、リング照明です。
結構大きめの照明となっています。
リングの内径はφ120mmです。
次に調光器です。
先ほどのリング照明を調光できます。
ヘッド部です。
レーザー光を横から当ててハーフミラーで垂直にしています。
内部はカメラが入っています。
カメラとレーザーをハーフミラーでハイブリッドしています。
内蔵のカメラです。
被写体のエッジが綺麗にとれるようにあえて「モノクロカメラ」にしてあります。
では、早速どんな使い方ができるかレビューしていきましょう!
まずはテスト的に以下のように「丸」を5×5整列したものを印字します。
※配列作成という便利機能があるので、丸を1個描いて5x5を指定するだけで簡単に作成できます
レーザー印字した様子です。
※リング照明が邪魔なので斜めから撮影しています
カメラ画像で見てみましょう。
このように綺麗に印字されている事がわかります。
次のパターンマッチングさせる「パターン」を登録します。
今回は下図のように「丸が2x2」の状態をパターンとして登録します。
パターンマッチングを開始すると、すぐにパターンを認識してくれます。
ここでは以下のように右下の方の「2x2」を認識しました。
認識するパターン数は「1」にしていますが、複数もできます。
仮に「2」とすると
ランダムに2個、パターンを認識してくれます。
ではこのパターン認識に対して「A」という文字を印字してみましょう。
中央に「A」というテキストを配置したデータを作成します。
このデータでマーキングスタートすると・・・
パターンの一致した位置の中央に「A」が印字されました。
おや?上の「A」が横になっていますね・・・
実はこれはパターンマッチングが「丸の2x2」としているため
マッチング結果が0度、90度、180度、270度で区別がつかないためです。
上の「A」は角度-90度、下の「A」は角度0度でパターン認識したことになります。
少し事例としてはややこしくなりましたが、色々なシステムに利用できそうなのはお分かりいただけたかと思います。
このAIレーザーであれば
1)ワークを固定する治具が不要になる
ポンと適当にワークを置いて印字ができますね
2)複数個を同時にポンと置いて印字ができる
そんな利用シーンが想定されます。
本格的な固定治具を作るのにも100万円近くかかることも多いと思いますので、十分元が取れる便利なレーザーかと思います。
人工知能AIレーザーマーカー(ALJTFシリーズ)
お問い合わせはこちらまで!
AL20F/ALMOPAレーザーカタログ
AL20FシリーズとALMOPAレーザーシリーズを掲載した『紙カタログ』をご希望の方は
以下よりお申込みください。
無料カタログを依頼する
電子版(PDF)はこちらからダウンロードできます。
(軽量版)1.4MB
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(軽量版)1.4MB
キーエンス画像寸法測定器LM-1100を導入しました
この度、キーエンス製画像寸法測定器LM-1100を導入しました。
部品など測定したいワークを置いて、簡単に寸法や高さなど測れる装置です。
性能も良いですが、お値段も良いです
今後製品開発していく上で非常に強力な武器になってくれると思います。
レーザーマーキング後の評価をしていく時でも重宝してくれます。
試しに1.5mm角のデータマトリックスコードを印字して寸法を測ってみました。
1.5mm角となると肉眼ではとても見れませんが、オートフォーカス機能と色々な倍率のレンズが装備されているので、
こんな感じで印字の様子も詳細分析が一緒にできるので非常に便利ですね
大手に匹敵する性能、品質で、お客様のお求めやすい価格でご提供できるよう
今後も製品開発を進めていきます
部品など測定したいワークを置いて、簡単に寸法や高さなど測れる装置です。
性能も良いですが、お値段も良いです
今後製品開発していく上で非常に強力な武器になってくれると思います。
レーザーマーキング後の評価をしていく時でも重宝してくれます。
試しに1.5mm角のデータマトリックスコードを印字して寸法を測ってみました。
1.5mm角となると肉眼ではとても見れませんが、オートフォーカス機能と色々な倍率のレンズが装備されているので、
こんな感じで印字の様子も詳細分析が一緒にできるので非常に便利ですね
大手に匹敵する性能、品質で、お客様のお求めやすい価格でご提供できるよう
今後も製品開発を進めていきます
新聞記事に掲載されました
円弧状に文字をマーキング
円状のワークに合わせて文字を印字する方法をご紹介します。
今回はこの水道メーターの真鍮部分にマーキングします。
まずはワークの直径を測定しましょう。
中央値は65mmのようです。
それではソフトでデータを作ります。
まずは直径65mmの円を作ります。
次にテキストを作成するのですが、ドラッグするときに円に重なるように配置するとテキストがくっついてくれます。
円にくっついた状態です。
くっついたテキストをクリックして、プロパティ画面で
下のボタンが表示されますのでクリックします。
ここでパラメータを色々設定して目的の位置や形にします。
まずは円の下側にテキストをもっていきたいので、基準角度をとりあえず「270」度と入力します。
そうすると、テキストが下の位置に移動します。
角度は、右横が0度基準で、真上が90、左横が180、真下が270ということです。
文字が逆さまになっているので、上下反転させます。
上下反転は下のボタンを押すと反転してくれます。
上下反転してくれました。
あとは、フォント、印字したい文字を入力します。
このとき注意点として、文字の間隔は下の「F」ボタンの「文字の間隔」にて調整してください。
ここでは2mmとしました。
このままではちょっと右に寄っているので、先ほどの基準角度を270としたのを240に修正します。
良い感じの配置となりました。
ただこのままでは文字が円の「内側」に配置されていますね。
直径65mmは中央値でしたので、文字もこの円の中央に配置した方が良さそうです。
再度先ほどの「F」ボタンにて「基準」から「センター」を選択します。
円弧の「内側」「外側」「センター」など指定できるのでとても便利です!!
綺麗に円弧の「センター」に配置されました。
あとは文字の内部を塗りつぶして印字したいので、いつもどおり「塗りつぶし」ボタンで設定します。
今回は塗りつぶしピッチを0.01mm間隔としました。
いちお文字はこれで完成です。
ただこのままでは円も一緒に印字されてしまいますね。
円は描画しないように「見えない設定」にしましょう。
設定は簡単です。
左上のオブジェクトリストで円を選択して「目をつぶる」ボタンを押すだけです。
円が消えました。
※実際は「選択したものだけを描画する機能」があるので、テキスト文字だけ選択して印字すればよいので、慣れるとこちらが簡単ではあります。
それでは実際に水道メーター(真鍮)にレーザー印字しましょう。
黒いカスがどうしても出ますので、軽く布で拭くと綺麗になります。
※アルコールで拭くのがお勧めです
今回は文字列内の「2021」などは固定数字としましたが、カウントアップ設定にして「0001」「0002」「0003」など連番にすることもできます。
水道メーターのメーカー様にも大変ご満足いただける仕上がりとなりました。
現状は打刻機で人力でされているようで印字品質にむらもあり、また作業者のご高齢化も進んで大変のようです。。
今回はこの水道メーターの真鍮部分にマーキングします。
まずはワークの直径を測定しましょう。
中央値は65mmのようです。
それではソフトでデータを作ります。
まずは直径65mmの円を作ります。
次にテキストを作成するのですが、ドラッグするときに円に重なるように配置するとテキストがくっついてくれます。
円にくっついた状態です。
くっついたテキストをクリックして、プロパティ画面で
下のボタンが表示されますのでクリックします。
ここでパラメータを色々設定して目的の位置や形にします。
まずは円の下側にテキストをもっていきたいので、基準角度をとりあえず「270」度と入力します。
そうすると、テキストが下の位置に移動します。
角度は、右横が0度基準で、真上が90、左横が180、真下が270ということです。
文字が逆さまになっているので、上下反転させます。
上下反転は下のボタンを押すと反転してくれます。
上下反転してくれました。
あとは、フォント、印字したい文字を入力します。
このとき注意点として、文字の間隔は下の「F」ボタンの「文字の間隔」にて調整してください。
ここでは2mmとしました。
このままではちょっと右に寄っているので、先ほどの基準角度を270としたのを240に修正します。
良い感じの配置となりました。
ただこのままでは文字が円の「内側」に配置されていますね。
直径65mmは中央値でしたので、文字もこの円の中央に配置した方が良さそうです。
再度先ほどの「F」ボタンにて「基準」から「センター」を選択します。
円弧の「内側」「外側」「センター」など指定できるのでとても便利です!!
綺麗に円弧の「センター」に配置されました。
あとは文字の内部を塗りつぶして印字したいので、いつもどおり「塗りつぶし」ボタンで設定します。
今回は塗りつぶしピッチを0.01mm間隔としました。
いちお文字はこれで完成です。
ただこのままでは円も一緒に印字されてしまいますね。
円は描画しないように「見えない設定」にしましょう。
設定は簡単です。
左上のオブジェクトリストで円を選択して「目をつぶる」ボタンを押すだけです。
円が消えました。
※実際は「選択したものだけを描画する機能」があるので、テキスト文字だけ選択して印字すればよいので、慣れるとこちらが簡単ではあります。
それでは実際に水道メーター(真鍮)にレーザー印字しましょう。
黒いカスがどうしても出ますので、軽く布で拭くと綺麗になります。
※アルコールで拭くのがお勧めです
今回は文字列内の「2021」などは固定数字としましたが、カウントアップ設定にして「0001」「0002」「0003」など連番にすることもできます。
水道メーターのメーカー様にも大変ご満足いただける仕上がりとなりました。
現状は打刻機で人力でされているようで印字品質にむらもあり、また作業者のご高齢化も進んで大変のようです。。
地鎮祭を行いました
【新製品】CO2レーザーマーカーのご紹介
新製品のCO2レーザー(ALCO2シリーズ)をご紹介します
来月からプレ販売をスタート致します、大変お待たせ致しました。
ALCO2-30W(30Wクラス)の全体写真です。
CO2のイメージカラーは「緑色」としました。
設置は昇降「台」ではなく「柱」としていますが、もちろんファイバーと同じ昇降台も対応できます。
ヘッドです。
ヘッド部は360度回転、好きな角度で利用できます。
これは便利な機能です!(欲しい人には絶対ほしい機能)
本体です。
パワーユニットなどが入っています。
安全キーや緊急停止ボタンです。
手前に見えるUSBポートでパソコンと接続するだけで利用できます。
製品型式とS/N番号を印字しています。
(もちろん弊社ファイバーレーザーAL20Fシリーズで印字)
裏側はこのような感じです。
専用I/Oコネクタや、マーキングスタート、回転体用コネクタがあります。
それではテスト印字の様子をご紹介します。
CO2といえば、木材でも利用できますので、木の板でテスト印字します。
ホームセンターで売っている普通の木材板です。
それでは御覧ください。
30Wレーザーですがパワーは10%ほどしか利用していません。
印字後はこのような感じです。
木材はCO2が断然相性が良いです。
ファイバーレーザーではどんなに設定を変更しても、このような感じまでは難しいかと思います。
価格は100万円前後でリリース予定です。
こちらも国内最安級かと思います。
乞うご期待ください!!
新製品CO2レーザーのお問い合わせはこちらまで