某インクジェットメーカー様と一緒に、弊社の新しいUVレーザーマーカーALUVでの移動マーキングの実験を行いました。

ワークをベルトコンベヤーで高速に移動しながら、回転パルスを取り込み計算しながらレーザーマーキングをする機能です。

私の場合は「移動マーキング」ではなく、良く「フライマーキング」と言っていますが同じ意味です。

大量生産の生産ラインでは欠かせない機能ですね。

ベルトコンベヤーが安定している場合はエンコーダー信号まで不要ですが、エンコーダー信号を取り込みながら行った方が安定性はあがります。

ALUVレーザーを設置して・・

ALUVUレーザー


テスト用のフィルムを置きます。
※フィルムは権利上モザイクにしています

テストフィルム


手前にあるのがセンサーで、センサーで印字位置の黒い部分を拾ってマーキングスタートをかけています。

速度は10~30m/分ぐらいでテストしました。
それでは最高速度での印字の様子です。
カウンタ印字とし、0001、0002、0003・・・と連番UPしています。



高速すぎて見えませんが
綺麗に安定して印字できていることがわかります。
※黒い場所から時々外れていますが、フィルム送り搬送が実験機なので不安定なだけでレーザー印字位置は正確です

ただ印字する文字が2行など文字数が多い場合は、30m/分速度は厳しい感じでした。

フライマーキングは今のところオプションとしていますが、それほど費用かからず追加対応可能ですのでぜひご相談ください!