本日は大手建築系メーカー様のプロジェクトで、弊社のクリーンレーザーで錆取り実験の検証を行いました。

錆の強弱が異なるA、B、Cの材料をご準備頂きました。

A<C<B で錆の濃さとなっています。


錆の取れ具合と、素材へのダメージ具合などを今後検証していきくための実験です。

錆は人工的に作成したものと仰っていました。



今回はALSG-120W 120Wタイプのレーザーで実験です。

写真 2021-03-30 14 59 19

※Aは写真を撮り忘れて、実験後の写真です

まずはAをテストします。

A(錆弱め)の状態





錆がそれほど強くないため、難なく除去できています。
仕上がりも綺麗です。


続いてCをテストしました。

C(錆普通)の状態





それほど苦も無く落とせることがわかります。
黒い部分は酸化物ですが、これも時間をかければ取ることができます。

最後にBです。 
非常に頑固そうな錆です。。

B(錆強め)の状態





少し時間がかかりますが、除去できています。

除去後の様子です。

除去後の様子

B、Cは動画では黒い酸化膜が残っていましたが、再度レーザー照射することで大分除去できています(板の下の方)。

以上の結果からお客様が普段悪戦苦闘している錆レベルは十分落とせるという結果でした。


あとはお客様の方で、詳細な成分分析をしていただき公共物に対応できるような大型の錆取りレーザーの商品化に向けてプロジェクトを共同で進めていきます。

直近では350WのALSG-350Wをコンパクト化する開発を加速します。

こうご期待ください!

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